Astro Docsへの翻訳Contributeをしてみて

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Astro Docsへの翻訳Contributeをしてみて
個人ブログ Astro Astro Docs Translation OSS

こんにちは、Saku です! すでに2026年ですが、この記事は、フロントパッケージリーディング Advent Calendar 2025 の 8 日目の記事です。

フロントパッケージリーディング Advent Calendar 2025 - Adventar
フロントエンドでよく使用されるフレームワークなどを中心にコードリーディングしたり、公式ドキュメントを読み込んで気づいたことなどを書いていければと思います。 (たまに箸休めの記事もあがります) 年末年始で書き溜めていこうと思います〜
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最近というか年末からAstro Docsへの翻訳Contributeを始めたので。この初心を記録すべく、ざっくりどのようなフローで翻訳しているか、Tips、姿勢や心構えなどについて書き留めておこうと思います。

Contributeフロー

  1. Translation Status内の日本語セクションを確認し、翻訳対象を決める。翻訳対象がOutdated or Missing のどちらかによって、2-1 or 2-2 に分岐する 2-1. Outdated(更新対応)の場合は、Translation Status > 翻訳対象ファイル名リンク > source change history で 更新内容を確認しつつ3以降のように翻訳する 2-2. Missing(新規対応)の場合は、シンプルに3以降のように翻訳する
  2. withastro/docsリポを手元にForkし、VSCodeなどでリポを開く。その後src/content/docs配下の/en/jaの翻訳対象ファイルを同時に開き、見比べられるようにする
  3. i18n-guides 日本語も開き、いつでも確認できるようにする
  4. 4と同時に、i18nと翻訳 も開き、いつでも確認できるようにする
  5. 初見のファイルであれば、まず既存のドキュメントの内容を上から下にかけてざっと読み、把握する。同時に既存の日本語文章の構造や口調がどのように書かれているかを把握する
  6. これまで開いた情報やLLM、自分の言語力などを活用しながら翻訳する
  7. コミット&プッシュし、PRを作成する。PRメッセージには、英語版のどのコミットの変更を日本語版に反映したのかわかるようにsource change history から該当のCommitへのリンクを記載する。

個人的Tips

  • guideドキュメントを参照し、そのルールに則る
  • src/content/docs/en配下の内容が基本的に正になるので、手元で開いて確認する
  • 翻訳にLLM使うのは割とあり。Codex CLIやClaude Codeなどを使うと該当箇所の翻訳やsource change historyなどを加速できるのでおすすめ
  • 固有名詞は、できる限りその固有名詞の言語のままにする方がわかりやすい
  • どのように翻訳するか迷った時は以下の方法を試すといいと思う。最終的に自分が信じる状態でPRを出せば、レビューしてくれるので勇気を出してPR出すといい
    • /frなどに翻訳対象のドキュメントがあれば見比べる。すでに翻訳済の主要言語を見ることで、他の言語だとどのように翻訳されるかを知り参考にできる
    • LLMに聞く
    • 他の日本語ドキュメントで使用されてる表現ではないかを確認する
  • 冗長表現は避ける

翻訳時の姿勢や心構えQ&A

翻訳へのLLM活用

LLMは活用している。ただ、英語 >> 日本語 への変換は、直訳すればいいというものでは全くなく、現状だとLLM使用した変換の自然さは7割くらいなイメージ。残りの3割が読者が使いやすくなる為の肝なので、翻訳前後のチェックと修正は絶対手動でやるべきかなと思っている。

どちらにしろ手動でやる必要があるのだから、頭を動かして実行することで、このLLM時代に不足している脳にindexする感覚を得られる。もちろん必要な時にLLMを頼れば大体情報は揃うが、そこに思考が伴っていないことが年々増えてる気がする。脳にしっかりindexすることで、思考が伴った情報の選択やそこからの創造に活かせると思う(抽象的ですみません)

ただ翻訳すればいいのか

ただ自然に翻訳すればAstro Communityや読者は助かるけど、どうせだったら翻訳者も得をすべき。この場合の得とは、「翻訳対象のドキュメントや関連ドキュメントをしっかり読み込み、場合によってはコードまでしっかりみてOSSについて理解すること」「多言語に触れて、調査し、意味を理解すること」「他のCore MemberやMaintainerやContributerと交流を楽しむこと」の3つは少なくともあると思う。

どちらにせよ翻訳作業をやるのであれば、翻訳者はこの3つを得て、コミュニティや読者には読みやすいドキュメントを提供するというWin-Winの関係を目指すといいのではないかと思う。

LLM時代の今翻訳する意味はあるのか

んー難しいけども、日本語ネイティブのOSS使用者がいる以上は無意味なんてことはないと思う。読者側がLLMを経由してDocsを読むことが増えていてもLLMが見ているのは、結局はDocsの内容が重要なのかなと思う。

日本語版がなければ、Docsは英語版を日本語変換するわけだが、果たしてこの変換内容を見てあなたはすーっと頭に入るだろうか。個人差があり、一発で理解できる方もいると思うので、実際はなんとも言えない…。

ただ、まだLLMの日本語変換の自然さは完璧ではないと思うし、自分はLLMに教えてもらっても理解は進めど、全然頭に入らない…。この場合、おそらく日本語に翻訳されたドキュメントを収集しそのまま日本語で教えてくれた方が読者は理解しやすいと思う。

だがまぁ読者側に立つと旨みは消えてきてるのかな〜〜??どうなんだろう。

どちらかといえば翻訳者やコミュニティ側にメリットがあるように感じている。 翻訳作業に少なくとも3つのメリットがあることは、前述したが、ドキュメントの翻訳作業を通して、そのフレームワークに対する理解が深まっている気がする。理由としては恐らく翻訳作業が脳に負荷をかけていて、これがLLM経由でただinputするよりも頭に入りやすいのがあると思う。個人的にLLMが教えてくれたことをただ読んで理解するだけだと、後日忘れていることが多いので、手間でも脳に負荷をかけられる翻訳作業は、翻訳者にとっては、得なのでは?と思う。

おわりに

自分がどう翻訳作業しているかについて整理すべく今回はまとめてきた。 まだまだ新米で、今後何かしらContributeやMaintain、Core Develop、または自分でOSS開発してみるなどを通じて感じることも異なるだろうけど、その時々で自分の考えを持って取り組みたいと思う。

Astroの翻訳メンバーは、とても親切ですんなり作業に取り組めたので、本当にありがたいなと感じた。設計思想がとても好きなので今後も色々貢献していければと思う。

もしAstro DocsへContributeしたい方がいれば、Astro LoungeというDiscordチャンネルで翻訳したいと声をあげれば実現できると思います。また、自分もまだ始めたてですが、不明点あれば少しはサポートできると思うので、DMなり気軽にお声がけいただければと思います。

本記事を読んでいただきありがとうございました!

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